「大学生の方でしょうか?」


夏期講習の授業まで少し時間があったので予備校の近所を散歩していた時のことです。

お姉さん「こんにちはー、大学生の方でしょうか?」 

僕「ア…アッ…違います……」

(数秒の間)  

お姉さん「あっ…失礼しました……」

僕はひねくれた人間なので、街を歩いている時のこれ関連の質問には必ず「いえ、浪人生です(キリッ」と答えるのですが、その時は突然に話し掛けられたので違います、としか言えませんでした。

18歳男性における「浪人生」という存在がいかに少数派であるのか、予備校で浪人生に囲まれて過ごしている我々にはそこらへんの感覚が薄れているのかもしれません。人数でいえば18歳は多い方から大学生、専門学校生、社会人、フリーター、その次くらいに浪人生でしょうし。

「革命とは常にマイノリティが起こすものである」(謎)